EPISODE1 東京営業部
 

私は、営業する上でレスポンスの良さと「FACE TO FACE」を信条としております。

ある時、研究機関のお客様から「今後の研究で試験装置の導入を考えているので相談したい」とご連絡いただきました。その日、お客様を訪ねお話を伺うと「装置選定、装置の付帯工事を全て任せたいのだが・・・」とのこと。しかし研究室へ足を運ぶと装置を設置する予定の場所には必要な電源やダクト配管が整備されていません。また、2階の研究室にはエレベーターも無く、大型の装置を搬入するには困難な課題でした。お客様もお困りの様子でしたが、何とかご期待にお応えしてこの難題を解決したいとの思いが強くなりました。

私は様々な難題をクリアしてお客様の要望にお応えすることが商社としての役割とも考えております。その日から装置メーカーの選定を始めましたが、当社で取引のあるメーカーからは予算に折り合わず難しいとの回答。その後、高くアンテナを張り、他のお客様からの情報や製品カタログ等で自分なりに調べて、性能面や予算面でマッチする装置を見つけることが出来ました。

お客様へ装置メーカーと同行訪問して詳細の打ち合わせをする傍ら、電源配線やダクト配管、搬入方法について、工事業者と施設管理の方も交えて度重なる打ち合わせを行いひとつひとつ問題解決に前進していきました。

商社の立場はユーザーとメーカーや仕入れ先とのパイプ役でもあります。その狭間で、最善策を模索し、調整するために汗をかきました。周囲の多くの人を巻き込み現場の問題を共有できたことで活路を見出すことができたのです。

そして2ヵ月後、無事に受注!
搬入は既設のクレーンを利用して荷揚げし、付帯工事は施設管理者のご協力もあって、電源や配管の引き込みに成功しました。設置されたその日、お客様から感謝の言葉をいただいたときは、大きな喜びと達成感を感じたものです。

その後お客様との信頼関係も一層深まり、試験装置や研究用消耗品は当社にお任せいただいております。

商品知識と人間関係の構築、そして難問にも前向きに取り組むことの重要さを改めて心に留めた案件でした。

「Face to Face」を信条に。 EPISODE1
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